茶畑の1年間

1月草取り

2月草取りならし

3月草取り

新茶の芽が膨らみ始めます

4月草取り・一番茶

新茶の芽が伸び始め、木全体の色が変わってきます。

5月一番茶

新茶の芽

5月

新茶の手摘み

6月草取り・二番茶

2番茶の芽が出掛かったところで虫が大発生したことがありました。でも、ちゃんとクモが虫をとるため茶の木にクモの巣をはっていました。

6月

虫に負けずに立ち直り、大きく成長した茶の木

7月草取り・二番茶 紅茶

8月草取りならし

9月草取り

10月草取り・秋番茶ならし

11月草取り

12月草取り・有機肥料

夏草(縦に伸びる草)から冬草(横に広がる草)、ハコベや仏の座などに変わりはじめます。

冬に1回だけ有機の肥料をいれています。

有機の認証について

2001年4月1日から法制化された有機の認証についてご存知でしょう か? 農林水産省による食品のJAS表示は「有機栽培」などの「有機」を使 った農産物は国の基準を通ったものにしか付けてはいけない。守らなけれ ば罰せられるというものです。
何十万と掛かる検査費用や検査官の交通費、宿泊費など全部農家持ちです 。周りを見ても地道に無農薬茶を作っている仲間はリスクの方が大きくて 、苦しい経営状態です。


これだけ大きなお金を毎年負担していくのは容易なことではありません。 お金のかかることなので迷っていましたが、販売の7割をお茶問屋さんを 通して販売している我が家は、問屋さんとも相談をして有機の認証をとる ことにしました。しかし、費用面で大変なため、本当に信頼している仲間 の人達とグループを作って、みんなで負担し合うことにしました。
私達はこの認証を決して錦の御旗にするつもりはありませんし、現実問題 、無農薬だからといって高く売れるわけでもありません。でも、認証を取 ることによって、一般のお茶とは混ぜられないで、消費者のもとへ届くこ とになるのです。